歌手・宇多田ヒカルさんの新曲「Mine or Yours」が話題となっています。
Mine or Yoursの歌詞に「令和何年になったらこの国で夫婦別姓OKされるんだろう」という言葉が含まれていることで、夫婦別姓に賛成している国会議員から賛同の声があがっている一方で、宇多田ヒカルさんを政治に巻き込まないでほしい。といった声もあり賛否両論となっています。
そんな中でも今回の件を受けて残念という声もあがっていたため、なぜ残念と思う方が居るのかが気になった方向けて記事を作成しております。
なんか残念😢 https://t.co/sJoT5IcTZC
— アメリカから見た日本 (@yamatogokorous) May 2, 2025
こちらを読んで頂くと
- 夫婦別姓とは?
- 宇多田さんの新曲「Mine or Yours」を受けて残念の声があがっている理由
といった内容を理解する事ができますので、気になった方はぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。
宇多田ヒカルさんのプロフィール
宇多田ヒカル
— 宇多田ヒカルSTAFF (@hikki_staff) April 18, 2025
5月2日(金) 配信リリース
新曲「Mine or Yours」
配信予約CPはこちら:https://t.co/5t0c0qVnyk#宇多田ヒカル#MineorYours pic.twitter.com/WMVj5ttdyN
名前 | 宇多田ヒカル |
生年月日 / 年齢 | 1983年1月19日 / 42歳(2025年5月現在) |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州 |
学歴 | コロンビア大学 中退 |
夫婦別姓とは
夫婦別姓とは夫婦が結婚した後でもそれぞれ結婚前の姓を名乗ることを認める制度です。
日本では夫婦で別々の姓を名乗ることが法律で認められていないため、結婚をするときには夫か妻のどちらかの姓に合わせる必要があります。
日本では1985年の「女性差別撤廃条約批准」や1986年の「男女雇用機会均等法の施行」がきっかけに本格的な議論が行われていますが、2025年現在でも結論が先送りとなっています。
今後の行方はまだわかりませんが、今回の宇多田さんの歌詞を受けて議論が深まっていく可能性もあるのかもしれませんね。
なぜ残念と思う声が上がっているのか
「Mine or Yours」の歌詞に夫婦別姓が含まれていることで残念と思う声があがっている理由について、僕なりの考察をご紹介していきます。
残念と思う声があがる理由①:夫婦別姓に反対している
残念と思っている方の中には、今後「日本で夫婦別姓が認められる可能性がある事について」反対の意見の立場であることも考えられるのではないでしょうか。
夫婦別姓に反対の立場の方からすると、好きなアーティストの方が自分と反対の意見を持っている事自体に残念と思う事もあると思います。
同じ意見であれば共感もしやすいかと思いますが、共感ができないために残念と思っている可能性もあるのかもしれません。
残念と思う声があがる理由②:歌詞に政治的なメッセージが込められている
「歌詞そのものに政治的なメッセージが込められている」こと自体に嫌悪感を持つことで、残念と思ったことも考えられるのではないでしょうか。
過去に
〈政治って意外とHIPHOP。ただいま勉強中。〉
引用元:excite.ニュース
と書かれたポスターが物議を醸したように、政治と音楽が結びつくことに違和感を感じる方もいると思います。
この事からも音楽と政治は分けたいと考えている方もいるのかもしれませんね。
まとめ
今回は宇多田ヒカルさんの新曲「Mine or Yours」の発表を受けて、歌詞に夫婦別姓が含まれていることで残念と思った方の理由について、考察をご紹介してきました。
結果としては、次のような可能性があることがわかりましたね。
- 夫婦別姓に反対する立場である。
- 歌詞に政治的なメッセージが込められていることに違和感がある。
僕自身は、宇多田さんご自身の考えについては最大限尊重されるべきだと思いますし、反対されている方の意見も同様に尊重されるべきだと思っています。
一方で、日本での議論は夫婦別姓という選択肢を増やすことの議論のため、夫婦別姓を強制されるものではありませんが、仮に夫婦別姓が認められるようなことがあれば、子供の環境にも大きく影響してくると思います。
僕個人としては、どのような議論がされるにせよ子供の環境が置き去りにならないで欲しいと思いました。
日本では夫婦別姓について結論はまだ出ていませんが、今回の件を受けてさらに議論が深まるかもしれませんね。